ゲンナイ製薬株式会社

ゲンナイ製薬責任編集葉酸の種あかし

葉酸サプリはいつからいつまで飲めば良い?葉酸の基礎知識。

葉酸サプリはいつからいつまで飲めば良い?
葉酸の基礎知識。

赤ちゃんが欲しいと思い立ったら誰もが摂取する栄養素に気を使い始めます。その中で最も重要な栄養素の一つである「葉酸」。
食事だけでは必要量を摂取しきれないことから近年は「葉酸サプリ」での付加摂取が不可欠となっていますが、いつからいつまで飲めば良いのかご存知ですか。

ネット上には多くの情報が溢れており、誰が書いた情報であるかがわかりにくく、企業でさえ誤情報を発信していることも少なくありません。
このページでは厚生労働省発表のデータをもとに、栄養士監修、ゲンナイ製薬責任編集にて時期ごとに設定された葉酸摂取量を詳しくご案内いたします。

この記事は栄養士若宮寿子先生監修です。

若宮寿子先生
若宮寿子(わかみや ひさこ)

山脇学園女子短期大学食物科卒業。栄養士、米国(NSF)HACCPコーディネーター、日本フードコーディネーター協会委員。雑誌「赤すぐ」「妊すぐ」にて6年間妊婦食、離乳食を連載。大手企業にて社員への栄養指導、さらには給食の栄養管理を行い、栄養改善における功績が評価され、東京都知事賞を受賞。95年より若宮ヘルシークッキングスタジオを主宰し、ヘルシー料理教室を通じ食生活の大切さ伝えています。
板橋区立保育園の栄養士、調理師に向け食物アレルギー食の指導を務め、大手外食企業、ホテル、レストランにてフードコンサルタント、食品企業の顧問も務めている。
テレビ、雑誌等各種メディアを通じあらゆる年代に向け「食」と「栄養」の大切さを伝えています。代表著書(離乳食BOOK たっぷり酵素の朝ごはん)等、多数執筆。若宮寿子主宰の「若宮ヘルシークッキングスクール公式サイト」はこちら

葉酸サプリを摂取すべき正しい期間を知る。

妊活中から?妊娠してから?中期以降まで?出産後まで?

妊娠を考えた時、葉酸は重要であると誰もが理解していますが、問題はいつから摂取すべきかということです。
「妊活時は不要?」「陽性反応が出てからでも遅くはない。」はたまた「妊娠すればやめて良いらしい。」「いや、中期までは必要だと見たことがある。」「出産まで続けるべきと聞いた気がする。」ネット上には様々な「デマ」「誤情報」が溢れています。

結論から申し上げると、厚生労働省は「授乳婦」、つまり出産後にも食事とは別に付加すべき葉酸摂取量を設定しています。「いつまで」の答えがここにあります。出産後も葉酸を普段より多く摂取しなければなりません。(1)
残念なことにお医者さんによっては「安定期、妊娠中期以降、葉酸は不要」という先生もいらっしゃるようです。医師は診察、治療のプロであっても栄養管理のプロではありません。

それではいつから摂取すべきなのでしょうか。厚生労働省発表のデータによると、「妊娠を望む1ヶ月前」から摂取すべきであると記されています。つまり、妊活時~出産を経て、授乳期まで必要であるということになります。(1)

執筆:サプリメントアドバイザー有資格者
監修:若宮寿子先生(栄養士、日本フードコーディネーター協会委員)
(1)参考資料:日本人の食事摂取基準2015より
編集責任:ゲンナイ製薬株式会社

妊活時から授乳時まで葉酸摂取量は同じままで良い?

葉酸摂取量は時期ごとに異なる事は知られていません。

厚生労働省は妊活~出産までの期間を3つのステージに分けています。

  • 妊活~妊娠3ヶ月
  • 4ヶ月~出産
  • 出産後授乳期

葉酸サプリには400μg含有されているものを始め、それ以下のものや、なんと食事摂取基準の上限量1000μgに近い800μgも含有されてしまっているものなど、様々なタイプのものが存在します。
妊活~妊娠、出産後に摂取すべき葉酸摂取量、ご存知ですか?
厚生労働省発表資料より詳しくご案内します。

まず、厚生労働省は成人女性に対して食事で葉酸240μgの摂取を推奨しており、(1)最新の統計ではほぼ240μgを摂取することができています。(2)

さらに、妊娠を計画している女性、または、妊娠の可能性がある女性は、胎児の健康のリスクの低減のために、付加的に400μg/日のプテロイルモノグルタミン酸の摂取が望まれる。と記載されています。(1)
欧米諸国では800μgを付加するように推奨している国もあるようですが、日本人女性の体質、体の大きさを考慮して厚生労働省が引き出した付加量が400μgです。つまり、食事で240μg(統計結果よりほぼ摂取できている)に加えてサプリメントでモノグルタミン酸型葉酸400μgを付加した合計640μgを毎日摂取する必要があるのです。この摂取量は妊活中、そして妊娠3ヶ月までとなります。以降出産までは食事で240μg(統計結果よりほぼ摂取できている)に加え食事性葉酸を240μg付加した合計480μg授乳期は100μgを付加した合計340μgを付加するように推奨しています。(1)
時期に関係なく400μgを付加すべきという誤った情報を鵜呑みにしないようにしましょう。

(図)各時期の葉酸摂取推奨量(1)

番外編 妊活男性も葉酸は必要?

では、男性は葉酸がどれほど必要なのかはご興味ありませんか。
「男性も葉酸が必要!サプリで摂取しましょう!」といった宣伝文句を謳う業者さんがいらっしゃるようですが、男性は葉酸をサプリで摂る必要はありません。
なぜなら、男性は食事だけで十分必要量を摂取できているとのデータが発表されているからです。
わざわざ男性が葉酸を摂取する必要はありません。

執筆:サプリメントアドバイザー有資格者
監修:若宮寿子先生(栄養士、日本フードコーディネーター協会委員)
(1)参考資料:日本人の食事摂取基準2015より
(2)参考資料:厚生労働省発表平成27年国民健康・栄養調査
編集責任:ゲンナイ製薬株式会社

時期に適した葉酸サプリを選びたい。

時期に合わせて適切な栄養を摂取するために。

時期によって摂取すべき量が変わるのは葉酸だけではありません。各種ビタミンB郡、そして鉄も摂取量は異なるのです。(1)
しかし…市場に出ているほとんどの葉酸サプリは妊活~出産まで1種を飲み続けるように勧めています。
これは厚生労働省が発表している時期ごとの栄養摂取量を企業側が知らないのか、それとも知っていて時期別に葉酸サプリを用意していないのかは定かではありません。

2018年初頭から主流になりつつある時期別葉酸サプリメントはこれまでの一般的な葉酸サプリメントとは異なり、初期までは葉酸中心、中期以降は鉄中心としたビタミンとミネラルが含有されていますので、プレママのステージにあった栄養を適切に摂取することができます。

執筆:サプリメントアドバイザー有資格者
監修:若宮寿子先生(栄養士、日本フードコーディネーター協会委員)
(1)参考資料:日本人の食事摂取基準2015
編集責任:ゲンナイ製薬株式会社